紅葉

兵庫の紅葉
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 赤や黄色に色を変えた葉が、水面を錦のように彩った。 

いい文章の響きですね。

第12回本屋大賞を受賞した冒険小説の一説です。
上橋菜穂子「鹿の王」より

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2019紅葉

11月末から12月上旬にかけて3カ所の紅葉狩りに行ってきました。

今年も結構綺麗に色づき、楽しませていただきました。黄色や緑、そしてなんといっても赤。

そのコントラストは目に焼き付き心を豊かにしてくれます。

有馬瑞宝寺公園

瑞宝寺公園とは、黄檗宗瑞宝寺の跡地に神戸市が1951年に整備して作られた公園です。

豊臣秀吉が瑞宝寺の紅葉を気に入り、たびたび訪れ茶会を催したことは有名です。

毎年11月2日・3日には「有馬大茶会」が公園内で開かれます。

紅葉の特徴は赤と黄色のコントラスト。毎年訪れていますが、何度見ても飽きない美しさです。

六甲山森林植物園

神戸市民の癒しの場で、私は年2回は訪れます。6月の紫陽花観賞と秋の紅葉狩りです。

ここの紅葉の見所は、私見ですが長谷池を囲む神秘的な色合いです。

色づきにもよりますが、カラマツ・カエデ・モミジ・ラクウショウ等々の個性がハッキリとうかがえます。また、入園口近くのメタセコイア並木も外せません。

三木市紅葉名所

5~6年前までは、春の桜と秋の紅葉は1泊で京都へ行っていました。が、ここ数年は外国人が多く、ガヤガヤしていてゆっくりと楽しむことが出来ない環境に思えて遠ざかっています。

兵庫県にも沢山、桜と紅葉を満喫できるところは有ります。先ずは地元から見直して行きたいと思い、今回は以前から気になっていた三木市の紅葉を取り上げました。

伽耶院

伽耶院は大化元年(645)に法道仙人により開基されたとありました。

ここの紅葉はズバリ、真っ赤な紅葉と太陽の日差しをバックに映えるお地蔵さんです。訪れた日が12月3日で少し遅かったのですが、まだ見ごたえは十分にありました。また、虹色に光る「ヒカリモ」運よく見れたので満足です。

慈眼寺

大化4年(648)に法道仙人の開基と伝えられ、秋は紅葉の名所として知られています。

ここ慈眼寺の紅葉は黄色が印象的でした。山門を潜ると目の前にイチョウの葉が庭園いっぱいに敷き詰めていました。圧巻です。

金剛寺

こちらのお寺は法道仙人が白雉2年(651)開基されたとありました。

境内の紅葉はすでに落葉を迎えていて中へは入りませんでしたが、入り口周辺は紅葉終盤の趣があり満喫出来ました。よく調べてみると紫陽花寺有名のようです。来年行ってみようと思います。

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