掌蹠膿疱症治療新薬 トレムフィアに挑戦 その1

トレムフィア
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1年前位から担当医に進められていた掌蹠膿疱症治療薬「トレムフィア」に挑戦します。
今のところ、明後日7月30日から1泊2日の予定で1回目の投与です。
このトレムフィアはアレルギーや副作用が起こる心配があるので、1回目は入院して投与するようです。
結核検査や胃カメラ・CT・血液検査(8本も取られた)と万全を期してやったのに、入院とは恐れ入りました。

でもトレムフィアの副作用が心配・・・

トレムフィアはTh17が全体的に抑制されることで、細菌やウイルスに対する抵抗が弱くなってしまうようです。つまり、風邪や感染症にかかりやすくなる。このコロナ禍での投与は本当に不安ですが、背に腹は代えられません。

因みに、2回目は4週間後8月28日で、そのあとは順次8週間後に投与の予定になっています。
効果の判断は何回目位の投与後になるのでしょう?

理由は・・・単純です

1)年を重ねたお陰で高価な治療代が保険適用額の約3分の1になった。
2)これまでの20年間で試した数々の治療に、目に見えるほどの効果なかった。
3)トレムフィアを投与するに当たって病気の検査(結核、悪性腫瘍)で異常が無かったから。
以上の3点が揃ったからです。

検査内容・・・ 悪性腫瘍がないかの検査

胃カメラ検査

健康診断では毎回、鼻からファイバースコープ入れて検査していたが、この大学病院は口からしかなく、麻酔を打ってやってもらいました。

食道の写真

赤い丸印に炎症細胞浸潤が見られるが癌とするほどの異型は見られない診断。

胃の写真

CT画像

昨年3月に間質性肺炎(薬剤肺炎)になったが、肺やその他、肝・胆嚢・脾・副腎異常なし。
両側仙腸関節の硬化像、骨棘形成があり、やはり仙腸関節炎の疑いありでした。そのた悪性腫瘍や活動性炎症の疑いはなし。

尿・血液検査内容
今回の血液検査はいつもの倍以上の量でした。
甲状腺ホルモン、HBc抗体・HBs・HBs抗原、CEAなど
の腫瘍マーカー等々、トレムフィア投与を妨げる数値は有りませんでした。

トレムフィアとは

米国のヤンセンファーマ株式会社が製造、日本の大鵬薬品法表株式会社から2018年11月21日に「掌蹠膿疱症」治療薬として、日本初の生物学的製剤『トレムフィア』が承認された。
生物学的製剤とは、化学式をもつような医薬品ではなく、炎症にかかわる特定の物質のみをブロックする抗体(タンパク質)をバイオテクノロジーで作りだした治療薬です。

一般名:グセルクマブ(ヒト型抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体)
トレムフィア皮下注射100mgシリンジ:1筒当たりの値段は325040円

トレムフィアについては新薬情報オンラインと言うサイトに詳しく記載されています。

続きは「掌蹠膿疱症治療新薬 トレムフィアに挑戦 その2」で1泊2日の入院初投与の実態を掲載します。

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