大好きなウィンタースポーツが思うようにできなくなって、はや6年経ちました。最後にスノーボードを行ったのは5年前の北海道はニセコでした。
その時は左股関節が痛かったが掌蹠膿疱症だと知らず痛み止めを飲みながら滑っていました。しかし、痛くて思うように滑ることが出来ず、悔しい思いをしました。
後日とあるペインクリニックで掌蹠膿疱症と言う病気を知り、いろんな治療を試してきました。今回は光線療法のエキシマライトによる治療です。

早く痛みを完治してスノーボードがしたいよ~。
光線療法とは
患部の部分もしくは全身に紫外線などの光線をあてて、疾患の治療すること。つまり、光を使用した中波紫外線療法です。
思えば、私が高校生の夏です。春ぐらいから目の下の涙袋が原因不明の皮膚炎にかかりカサカサしていました。ところがその夏、1泊2日で海水浴に行き帰ってきてからしばらくすると、自然にその炎症が治っていました。
これが、中紫外線治療と同じ効果があったと思います。それと海水の塩分も影響したのでしょうか?
それについての検証はどこにも記載されていません。私的には効果があったと思っています。

4~5年前は海水浴に年2回は行っていました。

効果あったの?

少なからずあった気がする。
治療が有効な病気
- 尋常性乾癬
- 尋常性白斑
- 掌蹠膿疱症
- アトピー性皮膚炎
- 円形脱毛症
私の場合は3番の掌蹠膿疱症(ショウセキノウホウショウ)です。
また、掌蹠膿疱症にかかった人の約10~35%に骨関節炎を合併する掌蹠膿疱症性骨関節炎になると報告されています。
私もその中に入ってしまったということです。症状は胸骨と鎖骨をつなぐ関節の「胸肋鎖関節」と腰の「仙腸関節」、左の「恥骨」です。CT検査で骨が白い影が写っていました。
もっとも、この光線治療では骨関節炎には利かないようですが、手のひらと足の裏の膿疱が現れなくなれば「良し」と思います。
掌蹠膿疱症とは
掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。ときに、足と手のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。皮疹は小さな水ぶくれ(水疱)が生じ、次第に膿疱に変化します。その後、かさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある薄い層)がはげ落ちます。後にこれらの皮疹が混じった状態になります。出始めに、よくかゆくなります。また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。足の皮疹は水虫によく似ていますので、診断をはっきりさせるために皮膚表面の角層を一部取り、顕微鏡で調べて、水虫を起こすカビ(白癬菌)がいるかどうか調べる必要があります。
引用元:日本皮膚科学会
治療方法
私の通っている病院には2台の光線治療器あり、今回は手と足なので308エキシマシステム治療です。
ナローバンドUVB(311±2nm)
今回の私の治療には使用しないので詳細はこちらを参考にしてください。
治療内容はほぼ同じ様ですが、弱い光線で全身に照射できるのが特徴のようです。出来ることなら、一度試して見てもいいかなって思います。
以前違う病院の皮膚科ですが、横に寝て手と足の患部に白いクリームを塗り、数分間光を照射する似たような治療経験はあります。大きな病院だったので待つのに耐えることが出来づ断念しました。
エキシマライト(308nm)
308エキシマシステムは強い紫外線308nm(ナノメートル)の波長のみを患部にピンポイントで照射する紫外線治療器です。
痛みは有りませんが、少し温かく感じます。照射時間は最初は数秒から始め、3回目くらいから数秒照射します。
エキシマライトの詳細 ↓

エキシマライトの治療症例 ↓
効果
先生に、「以前に症状があったところにも照射して欲しい」とお願いしたところ、症状のないところは出来ないと断れました。
治療過程
初回照射日 2020.01.14
初回は再度、簡単な問診と目視での診察でした。掌蹠膿疱症の症状についてはバッチテストの際、詳細に説明していたので、すんなり治療に入れました。
308エキシマシステムの使い方は、手の平の症状がある皮膚(ここでは赤い点)に直接押し付けて照射します。その際、ほかのところに光が当たらないよう、黒い布で回りを保護ます。
2回目照射日 2020.1.20
情報及び写真はありません。
3回目照射日 2020.01.27
左右の裏表、指先と手の平の症状がでているところに、約1秒間?ピンポイントで照射されました。
あっと言う間でしたね。3回目も同じ処置でした。照射の効果は1週間ではあまり変化はありませんでした。4~10回すると効き目が分かるようです。
4回目照射日 2020.02.03
4回目から照射時間が少し長くなりました。時間にして2秒間くらいでしょうか。最終的にはどのくらいの照射になるのでしょう。
照射後、3週間目症状は、完全に治ったところもあるが、水疱がつぶれて皮がむけてきました。しかし、親指だけ裂けて少し出血して、ひび割れ割れの状態になりました。
4回目のエキシマライトによる治療は、3回目よりさらに長く照射してもらいました。エキシマライトの液晶画面の数字は「200」を示しており、時間にして5秒弱です。
最終的には308エキシマシステムと言うくらいですから、「300」越えまでいくのでしょう。次回確認してみます。手の平の中心部と足の側面もお願いしましたが、皮膚が薄くので火傷でシミ(照射部位に反応性の紅斑)になる恐れがあると断れました。
5回目照射日 2020.02.10
今回は少し照射時間が長く約6秒、この1秒は数値で220でした。1秒の違いは長く、よく当たっている感じで「利く」っていう感じがしました。
写真は4回目照射の1週間後の効果の度合いとなり、左手のみですが、左の方が症状が強くでています。
エキシマライトの効果はまだでていません。膿疱がつぶれてた後、乾燥して皮膚が厚くなり、そうあと破けてきました。
その際、親指と薬指の皮膚が裂けて少し出血しました。扁桃腺切除後から、それ以前にはなかった、このような症状が繰り返される気がします。
6回目照射日 2020.02.17
本日6回目のエキシマライト照射に行ってきました。照射の強さは240で時間にして、前回と同じく約6秒間でした。この数エキシマライト照射値の違いは1週間で20ずつ増えていくようです。
この分ですと、後3回で数値は300かと思います。毎週月曜日なので3月9日までかかる計算です。このまま続けるか迷っています。
写真は5回目照射後、1週間経過した症状です。あまり変化は無いように感じます。皮膚の裂けは少し良くになったようです。
7回目照射日 2020.02.26
この週は月曜日が祭日だったので、いつもの2日遅れで光線治療に行ってきました。エキシマライトの照射は先週と同じ数値240で約6秒で数字のアップはありませんでした。
症状は一向に良くなりません。それどころか薬を塗っても効果がなく、かえってひどくなって来ました。今までは1週間もすればサイクル的に水疱の跡が消えていたはずです。
大学病院の皮膚科の先生が言っていましたが、薬の「デルモベート軟膏」の塗りすぎで、皮膚が薄くなったからでしょうか。
今回の写真のように、先週の写真で分かるように治りかけたと思っていたら、直ぐに水疱が指先にや掌に出来ました。
- 2月22日撮影
- 2月24日撮影
22日から2日後、指先の皮膚がひび割れ出血でヒリヒリと痛い。
- 2月26日撮影
- 2月26日撮影
効果が出てこないので治療を取りやめるか、10回までのあと3回続けるか悩みます。
治療中止 4月5日
結局7回でエキシマライト照射治療は止めました。
効き目の効果が見えなかった事はもちろんですが、コロナウィルスの蔓延しだし、病院へ行くのが怖くなったのも事実です。
4月5日現在の症状は変わりません。特に左親指と人差し指は治っては直ぐにまた膿疱が出来る、、つぶれる、治りかける、膿疱がでんの繰り返しが今年に入って続いている状態です。

この光線療法を読んでいただきありがとうございました。
費用
もうすぐ、アレルゲン除去の為、歯のノンメタル治療が始まるで、この光線療法があまり効き目が見えないようなら、は10回位で止めようかと思っています。
コメント